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2010年01月25日

準備が大事その1@冬の寝床

準備が大事その1@冬の寝床

冬キャンプでは暖かく寝るための寝床を作るのが最重要です。
よく「寒いところで寝たら死ぬ!」という話がありますが、あれは遭難とか極限の話で、ファミリー冬キャンプぐらいでは逆に寒いと全く眠れません。どんなに眠っていても寒さを感じたら起きてしまいます。
眠れないと疲れも取れないので、楽しく遊ぶこともできませんしね。

ポイントは、

1.地面からの冷気対策
2.シュラフの中を暖める
3.暖めた空気を外に出さない。

我が家では夏も使っている封筒型シュラフ(ソフトシェルバッグ800)を連結して使っています。
一応マイナス5℃対応のダウンシュラフなのですが、これだけでは寒くて寝れません。
準備が大事その1@冬の寝床

まずはシュラフ下から。
グランドシートやテント床には地面からの冷気を遮断する効果はほとんどありません。
床からどれだけ層を作れるかだと思います。
3シーズンではインフレータブルマットのみですが、冬場はさらに厚みのある銀マットを加えています。


キャプテンスタッグ シルバーキャンピングジャバラマットL
この銀マットを2枚使うといい感じにインナールームSの床を覆うことができます。
全部広げると大きいのですが、蛇腹になっているのでサイズを調整しやすく、丸まることもありません。撤収もあっというまです。
両側を1枚ずつ織り込んで、140×240くらいになりますね。

今は銀面上で使用しています。
厚みがあるので下からの冷気はウレタン層で、銀面で上部温度の反射としていますが、上部はさらに層があるので、銀面下のほうがいいのかな?

地面-グランドシート-テント床-銀マット-インフレータブルマット-シュラフ下

準備が大事その1@冬の寝床

シュラフの中を暖めるには湯たんぽが最強です。
我が家では昔ながらの金属製湯たんぽを使っていますが、このタイプだとバーナーで直接湯たんぽを沸かせるんですね。


マルカ ホーム湯たんぽ 大(袋付き)
次の日の夕方までぬくもりが。
朝起きて顔洗ったりするのに湯たんぽのお湯使うと暖かくてよいですよ。




準備が大事その1@冬の寝床

使ってみて効果にびっくりしたのが、トラベルシーツ。
トラベルシーツはいくつかの種類がありますがシルクが軽くて効果も高いです。

トラベルシーツの詳細は以前の記事を!

コクーントラベルシーツカップラー シルク
カップラーは2つのトラベルシーツをファスナーで連結可能。
湯たんぽで暖めた空気を上下のシルクシーツで逃がしません。
湿気を吸ってくれるので、夏場も欠かせません。


準備が大事その1@冬の寝床

シュラフ下側にボア素材の敷毛布を敷いています。これはもともと電気毛布なのですが、ボアなので肌触りもよく暖かく感じるので、電源がない場合も使用しています。もちろん電源サイトではさらにシュラフ内温度を上げています

モリタ 電気敷毛布ロングタイプ
ロングタイプを2枚敷いています。







上はお古でキャンプ用となったタオルケットと毛布。
毛布をダウンシュラフの上にかぶせるとせっかくのロフトが減少してしまうので、シルクシーツ・ダウンシュラフの中に入れます。

シュラフ下-シルクシーツ下-敷毛布-湯たんぽ-タオルケット-毛布-シルクシーツ-シュラフ上


準備が大事その1@冬の寝床

なるべく家と同じような感覚で寝れるように組み合わせていますが、現地でこれをいちいち準備すると大変。
なので、出発前にすべて敷いてしまってひとつのバッグにつめています。枕や湯たんぽも一緒につめこみ。
現地では広げるだけでセット完了です。



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この記事へのコメント
詳細な解説、ありがとうございます!!

物凄くシステマチックですね。
様々なマテリアルを効率良く組み合わせられていて凄いです。
財政難の為、投資するのは難しいですが、参考にして工夫してみます。
Posted by furutori at 2010年01月25日 01:37
>furutoriさん

上記のうち、湯たんぽは必須です。
何が無くともコレだけは絶対に必要。

銀マットはフルで広げると、ちょうどランブリ6で角が干渉しない大きさになります。
厚みもあるので、夏場はレジャーシート代わりも使えますね。
Posted by 大木煩悩 at 2010年01月25日 10:05
それだけ下に敷いたら 暖かいだろうね~♪
裸足で歩いても ふかふかだね♪

そういえば 本文中の
「ソフトシェルバッグ800」をクリックすると
「モリタ 電気敷毛布ロングタイプ」に
飛んでいってしまうのだが・・・・
Posted by かずと&みゆきかずと&みゆき at 2010年01月25日 15:45
>かずと&みゆきさん

僕だけならここまで重装備じゃないかもしれないんだけど、子供達が一緒だからねぇ。
万が一風邪ひいた!とかなった日には、冬キャンプ禁止になっちゃう(^^;

リンク先は単純に間違ってた。
指摘ありがとう!
Posted by 大木煩悩大木煩悩 at 2010年01月25日 15:53
こんばんわ☆

この装備なら完璧ですね~♪
私も雪中キャンプ挑戦しようと企んでいるのですが・・・
妻の許可が出ません(涙)
子供が風邪ひくとの事・・・
大木さんの装備見習って
もう一度説得してみますね~^^
Posted by うーるまん at 2010年01月25日 19:13
>うーるまんさん

子供と行くにはちょっと大げさなぐらいの装備のほうが良いですねぇ。
荷物が多少増えても車だしw
着替えとかも多めに持っていってますよ~

んで、徐々にアイテム厳選して減らしていって...
今年の冬キャンプは快適を求めて増える傾向に(^^;
Posted by 大木煩悩 at 2010年01月26日 10:50
これだけ敷くと暖かいでしょうね^^
我が家も800連結にに400の組み合わせです^^
下は5層位で何とか冷気を遮断してる感じ^^
今回の雪中でも息子は寒くなかったって言ってたし-5℃位までは800+400でもいけますね(マルカ3.5L湯たんぽ使用)

で、800にシュラフカバーなど掛けてます?
結露で少しシュラフが濡れるので(ダウンの乾燥がメンドイんです。濡れ過ぎると保温力が低下するだろうし・・・)
我が家は撥水スプレーで何とかしのいでますが大木さんは何で対策してます??
良ければ教えてください^^
Posted by tomo0104tomo0104 at 2010年01月26日 11:39
>tomo0104さん

冬キャンプするまでは地面から上がってくる冷気や湿気に気にしたことが無かったのですが、防寒という意味ではここが最重要でしたね。
スノーピークの1200とかなら肌触りも良いしいくつか掛けが減らせるかなぁとも思うのですが、ダウンシュラフは容量が上がるだけでお値段に跳ね返りますね(^^;

シュラフカバーはかけていません。
というか連結しているので対応するものがないのです。(もしあったら教えて欲しい...)
なので、朝方は結露で濡れています。
家に帰ったら、リビングシェルやインナーテントとともに、広げて布団乾燥機かけてます。
また、出発前の準備でも全てセッティングした後に一度乾燥機にかけてからバッグに詰め込んでますよ。
うちではインナーシーツの保温力がすごいので(ダウンの保温力低下分を補完してくれてると思います)、現地対策ではなく事後メンテナンスで対応しています。
Posted by 大木煩悩大木煩悩 at 2010年01月26日 11:58
こんにちは。

北海道の冬キャンはこちらとはまた違った寒さがあるんでしょうね。
雪5本場にお住まいの大木煩悩さんのレポ参考になります。

ソフトシェルバッグ連結時のシュラフカバ-ないもんですかね?

ユニのカバーは連結出来ないんですよね?
Posted by ばんじょう at 2010年01月26日 14:50
>ばんじょうさん

北海道も地域によって降雪量や気温がかなり違いますが、いわゆる凍る寒さという感じですね。
暖房を炊かないと朝方結露が凍ったテントはとても綺麗ですw

ユニのカバーは連結できるんですかねぇ??
見た感じ無理っぽかったので、確認してみたことが無いんですよ。
レビュー見ると、やや透湿効果が劣るようで、カバーとシュラフの間が結露する場合もあるようですね。
Posted by 大木煩悩 at 2010年01月26日 14:55
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