ホグロフスのダウンジャケット

大木煩悩

2011年01月14日 15:00



連日大雪でいつ治まるんでしょうか??
いい加減朝晩雪かきするのに疲れました…

本格的に寒い毎日が続いていて、外出するにはダウンが欠かせません。
そんなわけで、今回の記事はホグロフスの軽量ダウンジャケット、LIM DOWN HOODについてです。


ホグロフスのLIM(リム)シリーズ。
「 LESS IS MORE 」の名前通り、一切の無駄を削ぎ落としたシリーズで非常に軽く、携帯性にも優れたモデル展開を行っているシリーズ。
カラーもグラファイト×イエローの1色ですが、イエローが映えてかなり格好いいカラーリング。
LIM DOWN HOODもこのようにかなりロフト高なダウン量にも関わらず、重量は同社BELAY DOWN HOODの825gよりも軽い705gです。ダウンはFP750。
ものすごく暖かいんです、コレ。



この軽量化にはBELAY DOWN HOODが素材にPERFORMAC1004を使用しているのに対し、LIM DOWN HOODがより軽いPERFORMAC1005とより強度のあるPERFORMAC1006をバランスよく使っているため。



袖の部分ですが、色の違いが分かりますかね?
袖の下の方がややグレーが強い素材になっています。この部分がPERFORMAC1006。この他ザックを背負ったりする肩部分にも補強としてPERFORMAC1006が使われています。
ボックス構造にて縫製されていますが、特に袖部分は素材が異なることからボックスも小さく、全くつぶれません。
袖口はポーラテックパワーストレッチ使われています。手首にしっかりフィットし、熱を逃がさないようになっています。



肘の部分がやや内側に曲がる形に縫製されています。
これにより肘を曲げたときのダウンの縒りや潰れを少なくし、コールドスポットを少なくしています。



ジッパーの後ろにドラフトチューブ。
ジッパーからの寒気の侵入を軽減。



ポケットはやや大きめ。
袖がものすごい太いからでしょうかw



ジッパーにはLIMシリーズを表すイエローのタグ。
この辺りのデザインも細かくていいですねぇ。



フードかぶるとこんな感じ。モコモコでちょっとミシュランマンっぽいw
ジッパーはやや硬めで、上まで締めると口や鼻の部分にちょっと当たるのが難点かな?
なおフードはコードでサイズ調整ができます。
モコモコの外観通り、羽毛布団に包まれているかのような暖かさ
中がTシャツ一枚でも寒くないですw

このダウン、サイズがかなり大きく、僕が来ているものでSサイズ。ミドルレイヤーをアレコレ着こまないなら、XSサイズでも着れます。でかすぎ。
そのせいか、レディースモデルは展開されていませんね。



付属するストレージバックとコンプレッションバック。
ストレージバックは麻とコットンの混紡生地でできたただの袋なのですが、ダウンより吸水性が良いため、保管する際にこれに入れておくと、ストレージバックが湿気を吸ってくれるので、ダウンをより良い状態で保管できるみたいです。



ホグロフスは今季BIVVY DOWN JACKET、BELAY DOWN HOODとLIM DOWN HOODに比べるとより細身のダウンジャケットを出しました。
スマートなシルエットになるようにダウン量や構造を調整し、かつメイン素材をPERFORMAC1004にすることで、価格を抑えています。
商品展開として、よりタウンユースを意識した形です。

一方LIM DOWN HOODを含め、LIMシリーズは今季で販売を終了し、廃盤となります。
このカラーといい機能といいちょっと残念。
アシックスの件など色々あったホグロフスですが、そういった影響もあるんでしょうかね??


Haglofs LIM DOWN HOOD
まだサイズある店もありますね。

なお、ネット検索するとダウンのFPが800だったり750だったり、ダウンとフェザーの比率も93:7や90:10だったりしますが、現在購入なものはFP750の比率90:10のものになるかと思います。


Haglofs BELAY DOWN HOOD
今季から展開しているよりタウンユースを意識したダウンジャケット。カラーリングも鮮やかですね。

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