テントの素材・構成の違い3
今回はテントの高さや形について。
【テントの高さ】
コールマンを筆頭に、ファミリードームテントの高さは180cm前後が一般的になっていますね。大人が立っても十分な高さ。テント高が高くなれば、室内が広くなるので、居住性が良くなります。またテント高が高いと涼しいそうです。
わがエアウインダーはテント高155cm。ファミリードームとしてはかなり天井が低く、購入時の不安材料の1つでした。スノーピークもテント高が低く、居住性・暑さについては語られていますね。
一方、風を受ける面が少なくなるので、防風性があがります。
まぁ、どちらの場合も風対策には張り綱をしっかり張ることが大事ですが。
【床の広さ・形】
人数+1人分の大きさがあるのが望ましいです。大人2人+子供2人+荷物を考えると、270cm×270cmは欲しいですね。大体270cm~300cmの大きさのものが豊富です。
クロスポールのテントはほとんどが正方形ないし長方形です。ユニフレームのエアウインダー、スノーピークのランドブリーズなどは八角形となっており、角部は記載の寸法より小さくなっています。
多角形の場合、安価なグランドシート、インナーマットなどが合わない場合がありますね。
エアウインダーにはグランドシートとして260cm×260cm(4畳半)のブルーシートを使っていますが、角がはみ出しています。(記載寸法290cm×290cm)
インナーマット、エアマットはタフワイドドーム300EX用に購入したものを流用したので、インナーは大幅に余ってます。(260cm×260cmで余るのだから当たり前)エアマットは290cmの長さギリギリで収まっています。
【換気】
テントを涼しく保ち、結露させないということで換気方法は様々ですね。コールマンが採用しているサークルベンチレーションはボトム付近に設けられたベンチレーションより吸気し、天井部のトップベンチレーションより排気することで、空気を循環させています。
エアウインダーはインナー14枚のメッシュにより、テント全体が換気しまくってます。ユニフレームはインナーフラップにT/Cクロスを採用することでも換気に気を使っていますね。インナー結露は全く起きません。
ロゴスのように天井部分がすっぽりメッシュというものも面白いですね。
安価なテントにはベンチレーションそのものが無いものもあります。インターとフライがくっついてしまうものもあり、結露しやすくなるそうです。
わが家もそうでしたが、最初はどんなテントを買えばよいか迷いますよね。キャンプは夏休みだけ、悪天候には行なわないというのであれば、スペック的にはどのテントを買われても特に問題ないと思います。でもテント仕様を知ることでより自分の道具に愛着がわきます(エアウインダーベタ惚れ)。買い替え時の参考にもなればなぁと思います。
テントの素材・構成の違い2
テントの素材・構成の違い
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