冬キャンプ用テント決定!!

大木煩悩

2009年01月11日 01:46

冬キャンプ&父子キャンプが決定したのはいいですが、僕は6人用のテントしか持っていないので、冬キャンプはもとより父子キャンプとしては少々大きすぎ。
2~3人用テントやツーリングテントも検討したのですが、どうも決定打に欠ける。
暖房は石油ストーブ(ハイペットフジカ)でとりたいので、リビングスペースを確保するためには別途シェルターを用意する必要もある。

これらをリーズナブルにカバーするにはどうしたらよいかと考えた結果、

リビングシェルにインナーテント、インナールームを接続する方法

が適切ではないかと。
では、どちらがより最適なのでしょうか?
そもそもインナーテントとインナールームの違いが良くわかってません
そこでスノーピークストアさんにお願いして、それぞれを実際に張り、違いを確認してきました。

【インナーテント】
325(275)cm×235cmのテント床面積。
大人4人でも十分使える面積があります。



小僧達に寝てもらいました。
かなり広い。



Cフレームの内側より外に張り出すため、リビングシェルの3分の2はリビングスペースとして使用することが可能です。
インナーテント後方にCフレームが一本入るため、天井の傾斜も若干緩和?後方は出入り口になっています。フレームがあるのでリビングシェルのパネルとの接触もしずらく、結露しにくい構造になっているのではないでしょうか?



フックで吊り下げの図。フックはプラ製です。



ただし、冬使用を考えると、さらにインナーテントフルフライが必須。
これが無いと隙間風入りすぎです。
インナーテントにフルフライを追加すると4万強。ちょっと考えてしまう金額。
また、インナールームに比べ、フルフライを張るという設営の手間が発生。


【インナールーム】
一方インナールーム。290(270)cm×230cmのテント床面積。



インナーテントに比べると数字上はやや狭いですが、寝てみるとそれ程差は感じませんね。やはり大人4人でも使えるサイズです。



設置はリビングシェルの左右ドアパネル上部のループ2箇所とCフレーム内側の5箇所にフックで吊り下げる形式。天井がほぼ三角のインナーテントに比べると圧迫感は少ない?



ドアパネル部分よりテンションを掛けるため、リビングシェルの半分強をテントスペースとして使ってしまいます。
冬のフルクローズ状態では、かなり手狭なリビングスペースとなってしまいます。
フジカ使ってイス2つ+テーブルは厳しいか?



前方のフックを後方と同様Cフレームに設置することでアコーディオン上に畳めますが、スペース確保の為とはいえ、ちょっと??
ちなみにこのフックは旧式で、インナーテントのプラ製フックが現行モデルです。



インナールーム後方から。
リビングシェルのパネルに対して平行に張れますが、横風が吹くとインナールームに接触しやすく、結露の原因になります。

どちらも一長一短ですね。
冬キャンプとして両者を比べた場合はインナーテントかと思うのですが、資金的なことと設営に一手順加わることを考えると悩みどころ。



店長さん:んじゃ人数少ないなら、インナールームSっていう手もありますよ。

えっ?インナールームSってリビングシェルにも張れるの?

店長さん:えぇ。設置できますよ~



知らなかった。
インナールームSってリビングシェルS専用のオプションかと思ってた


【インナールームS】
270(240)cm×150cm。大人が寝る場合にはリビングシェルに平行方向のみです。



2人が最適サイズ(インフレータブルマット2枚設置可能)。
せいぜい大人1人子供2人が限界ですね。
天井はCフレーム内側に吊り下げる完全な三角テント。そのため他のオプションに比べ圧迫感があり、寝るため限定のオプションですが、インナールームと同様3分の2のリビングスペースが確保できます。



以上、3種類のオプションを比べてみました。


設営の簡単さ、リビングスペースの広さ、そして3オプションの中で一番リーズナブル。
冬場はカミさんはまず参加しないし、兄ちゃんも微妙。利用人数が限定されている我が家の用途としてはインナールームSが最適のようです。
後部パネルの結露原因は多少気になりますが、シェル内で石油ストーブ焚いて結露もクソもないですしね。

本日お持ち帰り。

予算も若干残ったので、グランドシートは専用のものを用意しようと思ってます。特殊な床形してますしね。



スノーピーク(snow peak) リビングシェル インナールームS

冬キャンプで人数が少ない場合はこのパターンが最適でしょうか?




スノーピーク(snow peak) インナールームS グランドシート

特殊な床形なので、予算に余裕があれば専用のものを用意すると良いかもしれません。




スノーピーク(snow peak) リビングシェルインナーテント




スノーピーク(snow peak) リビングシェルインナーテントフルフライ






スノーピーク(snow peak) リビングシェルインナールーム


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