そんな素晴らしいキャンプ場ですが、今回が初めての利用。
なぜなら、
荷物運びがとっても大変。
夏場は駐車場からリヤカーで約700mの山道を運搬する必要があります(^^;
ただ冬場は管理棟まで車での入場が可能。そこからサイトまでソリによる運搬。これならなんとかなるよな?
駐車場にあるインターホンで連絡を入れ、ゲートをはずしに入場。
夏場はここをリヤカーか...
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ここの利用時間は変則的で、午前10時~翌朝9時30分までの利用と午後1時~翌12時30分までの利用です。
この時期はコテージやモンゴルのゲルのようなテントハウスの利用が主流で、ほとんどが午後入りのようです。
テント泊はほとんどいません。雪深いからねぇ。
雪かきなど設営の時間を考えると早く入りたいのですが、朝9時は絶対無理なので、初日は午前入りとし、2日目を日帰り(午前9時~午後5時)で予約しました。これならたっぷり遊べますし。
テント泊の料金ですが、1泊500円+日帰り170円の670円です。さぽーとさっぽろのクーポンが使用でき、その場合はテントサイト日帰り以外、500円引きとなります。
つまり今回のサイト代は170円。安すぎ。
この日は全道的に荒れた天気になるという予報で、2月とは思えない気温の上昇もあり、札幌市内は雨降りでした。
食材などを買い込み自然の村に到着したのは11時過ぎ。
村では風も穏やかで、雨どころか雪も降っていません。
今回の場所は風の広場の横にある林間で、おそらく風の吹込みが一番弱い場所かな?ということでした。
アルテンキャンプの時にお会いした方が今期この場所にテントを張ったのでもしかしたら雪が落ち着いてるかも...とのこと。
天気といい場所といいツいてるなぁと思ったのもつかの間、
目の前に2mを越す雪の壁!!
荷物運ぶ以前に、テント立てられるのココ?!
「素直にテントハウスにしとけばよかったか...」
と思いつつも、なんとかしないことには。
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まずは雪の壁をよじ登り、地面をならしていくしかない。小僧にスノーシューで雪を踏み固めてもらい、ブロック状に切り崩して平らにしていきます。
約2時間経過。全体の4分の3ほどが終わり、もう一息の状態。がんばった下の小僧はへばってます。
でもその甲斐あって完成した本日の寝床はとっても秘密基地っぽいできあがりになりました。
秘密基地が一段落したのは2時過ぎ。あれだけ穏やかだった天気はリビングシェルを立て始めた途端に突風が吹く荒れ模様。が、設営終わったらやみました。なんだったんだ。
結局トータル3時間強かかってます(^^;
遅いお昼は家から持ってきたおにぎりとカップラーメン。
最近雪遊びが多いので、カップラーメンの登場が多いな。
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その後再び秘密基地作り。
しっかりとした階段を作り、前方には荷物を置く平らなスペース。階段脇にはスノーキャンドルを設置する棚なんぞ作ったりw
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上空から。
木々に囲まれ、通路から少々奥まった位置に建ってます。
秘密基地作成、すげー楽しいw
ならしたといっても床は地面から1m以上高い。
ペグを打ってみたもののするすると抜けてしまいます。クロスして打ってみましたが、かなり心もとない。(ペグを打ってしまったことが後々大変なことに...)
しかたないので、スカートにブロック状の雪をアンカーとして乗せ、下部を固めました。
幕体が張っていないのでシェル内は狭くなっていますが、突風吹いてもびくともしなくなりました。
あっという間に夕方。秘密基地作りで疲れた体を癒しに温泉へ。
自然の村からちょっと下界に降りるとそこは温泉街。日帰り入浴可能な温泉宿が数多くあります。
今回はお値段が安かった
グランドホテル瑞苑へ。
広い大浴場と露天風呂ですっきり。
大人900円、小学生400円(幼児無料)。ホテルのサイトのクーポンを利用すると大人600円、小学生300円に。
温泉街でこの値段はとってもお安い。
午後7時頃帰村。
天気がよければ毎日キャンプファイヤーをやっているのですが、この日は風の影響が考えられたため、ふれあいハウスにて室内レクレーションです。
ふれあいハウスは冬季間の調理室やトイレ、工作プログラムを行う学習室などがあります。
調理室ではお湯も出ますので、洗い物も楽チン。ただし、利用可能時間は午前6時~午後9時までです。(トイレは24時間使えます)
職員さんによるヒグマのお話。
普段学校の読み聞かせの会なども「面倒くさい」と言ってあまり参加しない兄ちゃんにもっと興味を持ってもらいたいと思って参加させてみたのですが、予想以上に興味を持ってくれたみたい。
今までのファミリーキャンプとは異なり、こういう自然学習的な体験が小僧達にもとても印象深いものになったようです。
先ほどのレクレーションや、翌朝参加予定の森の学習会(スノーシュー散策)の話などをしながらの遅い夕食。
前回に引き続き、またもやシャブシャブw
肉は1キロ用意したのですが、翌朝のホットサンド用にちょっと残っただけ。
雪中活動はおなかすきますね。
すごい食いっぷりです。
11時過ぎという遅めの就寝。リビングシェル内は12~3度を常にキープしています。
アルテンでの出来事を踏まえ、インナールーム内の装備を少々変更。
湯たんぽも持参しました。
これが絶大な効果を発揮し、夜中暑くて起きましたw
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【定山渓自然の村】
■所在地:札幌市南区定山渓(豊平峡ダム下流国有林野)
■電話番号:011-598-3100
■URL:
http://www.katsudokyokai.or.jp/sisetu/jouzankei/index.htm
【定山渓グランドホテル瑞苑】
■所在地:札幌市南区定山渓温泉東4丁目
■電話番号:011-598-2214
■URL:
http://www.granj.co.jp/
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