季節はずれのアイテムがシェル内を暖める!

大木煩悩

2009年01月13日 23:47

リビングシェル内の暖房に石油ストーブ・ハイペットフジカを使用する予定ですが、そのままでシェル内全体を暖めるには少々力不足でしょうか?。

フジカに限らず、対流式のストーブやガス暖房器具は、熱は室内上部に溜まってしまうため、椅子に座っていると寒いのに立ち上がると暖かったり。


スノーピークストアにてインナールームSを購入した際、「シェル内はフジカで暖をとります」と相談したところ、店長さんに進められたのがコールマン・テントクーリングファン、いわゆる電池式小型扇風機です。
ようはサーキュレーターとして暖かい空気をかき混ぜ、室内全体を暖めようということです。
これをするだけで、体感でわかるくらい違いがあるとか。



こんなサイズ。
本体・プロペラはプラスチック製。結構フニャフニャしているプロペラ。パッキングの際は破損に注意しないと。



電源は単一1本。
小型扇風機やサーキュレーターは安価なものもありますが、電池で動くものってなかなか見つからない。
スイッチはON/OFFのみで風量の調整はできません。



意外と強力な風量。サーキュレーターとして十分な機能です。
普通に夏のテント内の換気に使えるじゃん、コレ。



底面は強力なマグネットがついていて、これと金属プレートで幕体をはさんで設置します。
むちゃくちゃ強力な磁力なので、プレートは回してはずします。
指挟むとものすごく痛い!!



砥石のようなぶっとい磁石。
本体は結構稚拙な作りなのに

天井部から下に向けて1台、横方向に1台と2台あるとベストとのこと。
隣のコールマンコーナーでは残念ながら季節商品なので既に完売していましたが、何とかネットで在庫を2台確保。
週末効果を体感してこようと思っています。


【テント内でストーブを使用する際の注意点】
言わずもがな一酸化炭素中毒には要注意。
フジカなどは室内使用を想定されているので、一酸化炭素の排出量もそれなりに厳しい基準を通過しているのですが、ガス式ヒーターなどは屋外使用が前提なので、寒いからといって着けっぱなしはかなり危険。うちもワームⅡあるんですが、基本的にフジカオンリーにしようと思います。同様にランタンやシングルバーナーも夏場はキャノピー&メッシュ全開だから問題ないのであって、フルクローズした幕体内では油断禁物。
また、液体燃料を使うストーブはどうしてもテント内の結露は避けられませんね。

実は環境さえ整っていれば、電気ストーブが最強なような気がします。


Coleman(コールマン) テントクーリングファン

夏は扇風機として、冬はサーキュレータとして。
実は毎年完売する人気アイテムなんだそうです。

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