インフレータブルピロー対決 あなたはどっち?

大木煩悩

2008年06月26日 01:16

LEDネタが続いたので、別の対決モノを。
皆さんはキャンプでの枕は何を使ってますか?枕の有る無しはキャンプでの安眠に結構関係してくると思います。
うちは大人用にスノーピーク/LXピローを使っているのですが、先日のキャンプで兄ちゃんが「俺も枕欲しい」とのことで急遽用意してあげることに。



どうせなら違うもの買って比べるのもいいなぁと、イスカ/ノンスリップピローを2本買ってみました。


まずは、ノンスリップピローはどんな按配?

●素材:表/ポリエステル100%、芯材/ポリウレタン
●サイズ:30×40×5cm
●収納サイズ:φ8×31cm
●重量:170g
●カラー:オリーブ・パーシモン

イスカでは去年までコンフィピローというインフレターブルピローを販売していましたが、今期これにノンスリップ加工が施された新タイプとして発売されたのがこのノンスリップピロー。
中央部のくぼみも健在。
リペアキットが付属しています。



表面はハニカムリップストップ。



裏面は表面のものにノンスリップ加工(小さい粒々が無数に付いています。)が施されています。



ではノンスリップピロー(以下イスカ枕)とLXピロー(以下スノピ枕)の比較を。
まずサイズですが、イスカ枕のほうが一回り大きく、それでいて軽い。巻いた状態ではスノピ枕のほうが太いです。膨らませて触ってみると、スノピ枕のほうが固めのウレタンというかウレタンの占める割合が多いような気がします。


(↑クリックすると拡大します)

イスカ枕のバルブを開けたところ。ウレタンの復元力で自動的に膨らんでいきます。
1分30秒を過ぎたくらいが自動復元の最大。
中心部が凹んでいるためか、比較的薄めの印象。


(↑クリックすると拡大します)

スノピ枕の自動復元の図。
スノピ枕のバルブはより多くの空気を吸入し、排出できるようで、イスカ枕に比べ短時間に復元します。シューシュー言ってますw
時間にして45秒程度が最適の空気量。1分を過ぎると膨らみすぎです。



バルブはスノピ枕の勝ち。
吸入時はそれほど差がでませんが、排気時は比較的すんなりエアが抜けます。イスカ枕は気室が分割気味なことも原因かもしれませんが、多少排気しずらいです。
肌触りでは、イスカ枕の表面とスノピ枕の裏面が似たような感触。しっとりした肌触りのスノピ枕に比べると、イスカ枕は少々ごわごわガサガサした感じがします。
寝た感触ではイスカ枕はやや柔らかで薄い感じ。スノピ枕はウレタンの厚さをより感じ、比較するとやや固めでしょうか?
ただし、イスカ枕は一回り大きくかつ中央部の凹みが枕を2気室気味に分割しているので、寝返りを打っても形状が変わらず、安定した寝心地です。
ノンスリップ具合はイスカ枕の勝ち。床に置いて引きずってみましたが、するする動くスノピ枕に対して、イスカ枕は吸い付いたような抵抗があります。

なお、イスカ枕を排気する場合は、裏面を内側に巻きましょう。ノンスリップ加工が絶妙に働き、収納ケースに引っかかりますw



僕はスノピ枕の感触が好きでしたが、カミさんはイスカ枕の大きさ・安定感が好みとのこと。
人によって好みがでますね。この勝負は引き分けか?

ただ、イスカ枕には決定的な違いが。
お値段がスノピ枕の半分以下です(^^;




イスカ(ISUKA) ノンスリップピロー

今期の新製品。このお値段はとっても購入しやすい。





スノーピーク(snow peak) LXピロー

僕はこの感触のほうが好きですが、お値段がね。

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