準備が大事その1@冬の寝床

大木煩悩

2010年01月25日 01:13



冬キャンプでは暖かく寝るための寝床を作るのが最重要です。
よく「寒いところで寝たら死ぬ!」という話がありますが、あれは遭難とか極限の話で、ファミリー冬キャンプぐらいでは逆に寒いと全く眠れません。どんなに眠っていても寒さを感じたら起きてしまいます。
眠れないと疲れも取れないので、楽しく遊ぶこともできませんしね。

ポイントは、

1.地面からの冷気対策
2.シュラフの中を暖める
3.暖めた空気を外に出さない。

我が家では夏も使っている封筒型シュラフ(ソフトシェルバッグ800)を連結して使っています。
一応マイナス5℃対応のダウンシュラフなのですが、これだけでは寒くて寝れません。


まずはシュラフ下から。
グランドシートやテント床には地面からの冷気を遮断する効果はほとんどありません。
床からどれだけ層を作れるかだと思います。
3シーズンではインフレータブルマットのみですが、冬場はさらに厚みのある銀マットを加えています。


キャプテンスタッグ シルバーキャンピングジャバラマットL
この銀マットを2枚使うといい感じにインナールームSの床を覆うことができます。
全部広げると大きいのですが、蛇腹になっているのでサイズを調整しやすく、丸まることもありません。撤収もあっというまです。
両側を1枚ずつ織り込んで、140×240くらいになりますね。

今は銀面上で使用しています。
厚みがあるので下からの冷気はウレタン層で、銀面で上部温度の反射としていますが、上部はさらに層があるので、銀面下のほうがいいのかな?

地面-グランドシート-テント床-銀マット-インフレータブルマット-シュラフ下



シュラフの中を暖めるには湯たんぽが最強です。
我が家では昔ながらの金属製湯たんぽを使っていますが、このタイプだとバーナーで直接湯たんぽを沸かせるんですね。


マルカ ホーム湯たんぽ 大(袋付き)
次の日の夕方までぬくもりが。
朝起きて顔洗ったりするのに湯たんぽのお湯使うと暖かくてよいですよ。






使ってみて効果にびっくりしたのが、トラベルシーツ。
トラベルシーツはいくつかの種類がありますがシルクが軽くて効果も高いです。

トラベルシーツの詳細は以前の記事を!

コクーントラベルシーツカップラー シルク
カップラーは2つのトラベルシーツをファスナーで連結可能。
湯たんぽで暖めた空気を上下のシルクシーツで逃がしません。
湿気を吸ってくれるので、夏場も欠かせません。




シュラフ下側にボア素材の敷毛布を敷いています。これはもともと電気毛布なのですが、ボアなので肌触りもよく暖かく感じるので、電源がない場合も使用しています。もちろん電源サイトではさらにシュラフ内温度を上げています

モリタ 電気敷毛布ロングタイプ
ロングタイプを2枚敷いています。







上はお古でキャンプ用となったタオルケットと毛布。
毛布をダウンシュラフの上にかぶせるとせっかくのロフトが減少してしまうので、シルクシーツ・ダウンシュラフの中に入れます。

シュラフ下-シルクシーツ下-敷毛布-湯たんぽ-タオルケット-毛布-シルクシーツ-シュラフ上




なるべく家と同じような感覚で寝れるように組み合わせていますが、現地でこれをいちいち準備すると大変。
なので、出発前にすべて敷いてしまってひとつのバッグにつめています。枕や湯たんぽも一緒につめこみ。
現地では広げるだけでセット完了です。

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