2006年09月15日
テントの素材・構成の違い2
前回に引き続き、テントの素材・構成の違いについて。
今回はフレームの素材や構成について調べて解ったことを。
【フレームの素材】
大きく分けて3つです。
・ジュラルミン
・スチール
・FRP

これ、テントの値段に反映されてますね。FRP(グラスファイバー)は適度な剛性を持っている上、価格が他に比べ安価。コールマンのBC系や前室・後室のバイザーポール、キャプテンスタッグやロゴスのテントはFRPが使われています。強度を保つ為、ある程度肉厚にする必要があるため、結果重くなります。
一方ジュラルミンはわが家で使っていたコールマン/タフワイドドーム300EXやユニフレーム/エアウィンダー、スノーピークや小川キャンパルで使われています。強度、弾性に優れ、重量も他に比べると軽いので、テント向きですね。
エアウィンダー以外のAGシリーズやスノーピークでは#6061、エアウインダーでは#7001が使われています。#6061は#7001にくらべ、弾性が少ない分強度が高くなっています。
スチールはとにかく頑丈ですが、しならせることができなく、重いです。直線的なパーツに使われ、テントではほとんどのキャノピーポールがこの材質ですね。
【フレーム構成】
ドームテントで使われる構成は以下のようなものがあります。
・クロスポール型
・魚座型
・ジオジテック

一般的に採用されているのはフレームを対角線に配置し、天井部でクロスするクロスポール型です。これをベースにポール数を増やし、防風性能を上げたり居住性を改善したりしています。
一方ユニフレームで多く採用されている魚座型は2本のフレームを入れた側と同じ方向から出し、両側面でクロスする形をとります。エアウインダーは4本のポールを使った魚座型。テントの下部が立つことで見た目は丸くなりますが、若干居住性が増し、防風性もあがります。
ジオジテックはクロスポールをメイン構成とした上で、魚座型にポールを追加します。組み合わせが複雑になるので、なれないうちは設営に時間がかかりますが、テントがより曲線を持つので防風性が上がります。スノーピークのアメニティードーム、ランドブリーズシリーズがこの形です。
次回(まだ続くのか?)は居住性とかテントの形とかについて、書いてみようかと。
テントの素材・構成の違い
今回はフレームの素材や構成について調べて解ったことを。
【フレームの素材】
大きく分けて3つです。
・ジュラルミン
・スチール
・FRP
これ、テントの値段に反映されてますね。FRP(グラスファイバー)は適度な剛性を持っている上、価格が他に比べ安価。コールマンのBC系や前室・後室のバイザーポール、キャプテンスタッグやロゴスのテントはFRPが使われています。強度を保つ為、ある程度肉厚にする必要があるため、結果重くなります。
一方ジュラルミンはわが家で使っていたコールマン/タフワイドドーム300EXやユニフレーム/エアウィンダー、スノーピークや小川キャンパルで使われています。強度、弾性に優れ、重量も他に比べると軽いので、テント向きですね。
エアウィンダー以外のAGシリーズやスノーピークでは#6061、エアウインダーでは#7001が使われています。#6061は#7001にくらべ、弾性が少ない分強度が高くなっています。
スチールはとにかく頑丈ですが、しならせることができなく、重いです。直線的なパーツに使われ、テントではほとんどのキャノピーポールがこの材質ですね。
【フレーム構成】
ドームテントで使われる構成は以下のようなものがあります。
・クロスポール型
・魚座型
・ジオジテック
一般的に採用されているのはフレームを対角線に配置し、天井部でクロスするクロスポール型です。これをベースにポール数を増やし、防風性能を上げたり居住性を改善したりしています。
一方ユニフレームで多く採用されている魚座型は2本のフレームを入れた側と同じ方向から出し、両側面でクロスする形をとります。エアウインダーは4本のポールを使った魚座型。テントの下部が立つことで見た目は丸くなりますが、若干居住性が増し、防風性もあがります。
ジオジテックはクロスポールをメイン構成とした上で、魚座型にポールを追加します。組み合わせが複雑になるので、なれないうちは設営に時間がかかりますが、テントがより曲線を持つので防風性が上がります。スノーピークのアメニティードーム、ランドブリーズシリーズがこの形です。
次回(まだ続くのか?)は居住性とかテントの形とかについて、書いてみようかと。
テントの素材・構成の違い
Posted by 大木煩悩 at 18:50│Comments(0)
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