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2006年10月06日

生地が違う?

雨に強いと評判のユニフレームのテント。その素材について某掲示板にて色々情報が飛び交っています。非常に興味深かったのでまとめてみました。

ユニフレーム(UNIFLAME) エアウィンダー発端は「現行の生地は濡れた時に生地が伸びる感じがする。昔の生地とは違うのか?」というものでした。
仕様が変更するのは多々あることなのですが、そこはしっかりした作りにユニフレームの製品。それなりに理由等がありそうですし、そもそも本当に素材が変っているのかも気になり調べてみました。

結果、エアグランド、エアグランドワイド、エアウインダーなどとAGシリーズではフライの素材が異なることがわかりました。ユニフレームさんのサイトを見る限りでは切替時期は2004年でしょうか?カタログには以下の用にスペックに違いがあります。

【旧フライシート生地 】
ポリエステルタフタ75D UV-CUTコーティング PUコート+シリコン撥水処理 耐水圧1500mm

【現フライシート生地】
ポリエステルタフタ75D UV-CUTコーティング PUコート+撥水処理 耐水圧1800mm

ユニフレーム(UNIFLAME) AG-2使用感を比べた時、旧生地はバリバリとした肌触りで、表面の水は弾くという感じではなく生地が水を吸い込まないといった感じです。一方、現行生地はコロコロ雨を弾くそうですが、縫い目や折り目の辺りの生地が水吸って少し伸びる感じがあるそうです。
また比べると、旧生地の方が現行生地より厚く感じます。

旧生地と現行生地の大きな違いは、撥水加工処理です。旧生地はフライ表面に防水効果のある特殊塗料を使用していたそうで、生地の表面には塗料、裏にはPU加工と生地の両面をサンドイッチの様に防水素材で挟んでいました。
一方、現行素材は生地そのものに撥水加工を施しています。そのため、旧生地は現行生地に比べ厚く、バリバリした感じがあるのです。
防水素材でサンドイッチされた旧生地は非常に防水力が高く、シリコン撥水加工の耐久性も加わり、生地伸びがあまりありません。一方、撥水効果が短く、汚れやすい、乾きづらい等の欠点があります。
現行生地は現在主流のフッ素系の撥水処理の生地に切り替えたため、高い撥水機能を持っています。コロコロと雨の弾きもよくなっていますが、強雨や長期使用などにより、若干生地伸びが発生するのだそうです。
両生地とも裏面にPU防水加工されているので、雨漏りはしません。ちゃんと乾かせば元通りです。(撥水機能は経年で落ちていきます)
なお、フライ裏のPU加工面は白色から透明になっています。
ユニフレームはコスト面から生地の見直しをされたそうなのですが、スペックダウンするどころかむしろアップしているのがすごい。非常に良心的です。

このテント類も来シーズンかなり大きなモデルチェンジを予定しているそうです。AG-6に続きAG-4が廃盤となり、ファミリー向けテントから撤退するのかと心配したのですが、一体どんなモノを持ってきてくれるのか。興味は尽きません。



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Posted by 大木煩悩 at 12:46│Comments(0)調査
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